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「人生の幕引き」に必要な情報とは

死は怖い。……当然です。
しかも、例えば戦争などはまだ回避することができますが、死は私たちが必ず経験する未来です。
それなのに、なぜ怖いのか。
人によりさまざまな理由があると思いますが、私たちは「情報が少ないからだ」と考えました。

専門家による多くの情報発信があります。
しかしこのサイトでは、医療・福祉サービスを受ける、私たち一般市民の視点を大切にしています。
なぜなら、人生が自分のものであるように、死も自分自身のものであるから。

病気の時のように、病院や施設、医者や介護士に“お任せできるもの”ではありません。
もちろん、こうすべきだという“正解”があるものでもありません。

しかし、死別経験者である私たちが今言えるのは、決して死は怖いだけのものでも、悲しいだけのものでもない、ということ。
そのことも伝えられるよう、誠心誠意取り組んでいます。

新着記事
コラム

老若男女関係なく、誰にも平等に、しかも100%確実に来る未来。それが「死」です。それなのに、それらが忌み嫌われることから、あまりにも偏った、そして少なすぎる情報のために、必要以上に悲しむ人、苦しむ人がいる現実があります。そこで、私も同じいずれ死ぬ存在として、ハウツーとは少し違った視点からお伝えします。

ペットを飼うことは命の大切さを教えてくれる、と一般に言われています。しかし、それだけではありません。ペットの最期を見送ったとき気づくのは、人間も動物も最期のときは同じであるということ、そして、人間よりも当然ながらとてもシンプルであり、同時に学ぶこともとても多い、ということだったのです。

雑感memo

金子稚子のこれまでのFacebookでの発信からピックアップして掲載しています

スピリチュアリティ

日本人はメディアの影響もあって「スピリチュアル」をかなり激しく誤解しているが、真のスピリチュアリティって、誰かに教わるものでも「勉強する」ものでも、やっぱりないと思う。

悲しい涙 温かい涙

夫の死後、体感し理解できた気になっていることはたくさんあるけれど、その中のひとつに、涙の違いがある。
同じように、亡くなった人についての涙であっても、その違いを感じることができるようになった。

母の決断

私たち姉弟の間で大きな心配事が持ち上がっていた。年末年始の旅の最中、母からは少し聞いていたのだけれど、年が明け、仕事始め早々に、それが大きな問題として表面化した。

終末期の患者の家族たち

なぜだかタイミングが合って、訪問看護師の方とお茶。そして……また聞いてしまった……。80代後半、90代の母親を介護する娘たち。認知症もあるが、医学的に見れば、肉体はその機能を徐々にOFFにしてきている。

未亡人の先輩

先月十三回忌を行った方と夜を一緒に。
彼女は死別経験者としては大先輩だが、年齢は私の方が同じ分くらい年上なので、なかなかいいバランスで楽しい時間(^-^ ) しかし、話の中身はキレそうな内容。「母子家庭だからって、なめんじゃねぇよ!!」

大人の作法

70代半ばの母と同世代の方に、じっくりとお話を伺った。ご供養に関わることのため、事務処理も煩雑で、人間関係も複雑なもの(こういう場合、ほとんどが怒りやら恨みやらを買うことが多い…)を乗り越え、ほぼたった一人で実行できた方。

「私たちは亡くなった方々に支えられている

実家のある静岡に行ってきた。そこで出会った方に頂戴したお名刺を見て、ふと30年近く前に交通事故で亡くなった先輩のことが蘇った。先輩と同じ職業の方だったから。その先輩のことを軽くお話ししたら……。

「命の大切さ」を教えるということ

かなり前のことになるが、医療関係者から学校におけるがん教育について話を伺ったことがある。その方は、ご家族をがんで亡くされており、さらに私の取り組むことにも共感と理解を示してくださっている。

「クビになるかもしれない」

久しぶりに実家の母と長電話をした。聞けば、少し落ち込んでいたと言う。どうしたことかと理由を聞いた。「私も、いよいよクビになるのかと思って……」

地域包括ケアシステム

亡き夫からのご縁を引き継ぎ、経済・経営関係の方々へお話させていただく機会も頂戴している。全国のその地域の経済を引っ張るリーダーの皆様に、生前、夫はとても可愛がっていただいた。どこに伺っても、その地域ならではの課題があり、動きがあり、さらに経営者の方々の魅力的なキャラクターもあって、いつもとても興味深いお話をお聞かせいただいている。

患者と医師の行き違い

またしても……聞いた。末期がんの方のご家族から、痛みを訴える本人の声が医療者に届かない……ということ。つまり、しかるべき緩和ケアが提供されていない……。痛みや苦痛を思うと、言葉を失ってしまう状況だ。

幸せとは 「満ち足りる」とは

クリスチャン3人と「神」について、それから「宗教」について語り合った。…というか、超強力な1人のクリスチャンからいろいろ解説いただいた。濃密だった(^^;)でも、お陰で三位一体の「聖霊」のニュアンスがちょっとわかったかな〜。

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